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Paul Sevigny

StudioCLA の はじまり

更新日:2022年1月8日


StudioCLAの物語は立命館アジア太平洋大学(APU)から始まります。大分県別府市に位置しているAPUは世界90ヶ国以上から学生が集まる大学です。国際学生が学生全体の半分を占め、英語基準(主に英語を話す学生)でも日本語基準(主に日本語を話す学生)でも入学し学ぶことができます。




学内で最も特徴的なイベントは「マルチカルチュラル・ウィーク」です。さまざまな国や地域から来た学生が彼らの文化を1週間を通して紹介するというもので、どのウィークも、その国・地域固有のダンス、音楽、文化を物語を通して称える文化演劇パフォーマンス、「グランド・ショー」で幕を閉じます。



一方、第二外国語による文学小説のディスカッションについて研究していた博士課程を終えた私は、グループディスカッションを上手に進めるための言語能力とリーダーシップ能力を鍛えるためには、習熟度別のグループ分けがとても有用であることに気がつきました。



そこから広がり、私はコミュニティ・リテラシー・アクティビズム(CLA)を創設しました。市民科学から枝分かれして、多言語リテラシーをサポートするための資源やリーダーを育てる様々なリテラシー・イニシアティブに焦点を当てた活動です。2019年には日本学術振興会の助成金を申請し、現在、APUの学生と共に、過去のAPUのグランド・ショーをもとにして言語学習者のための物語選集(アンソロジー)を制作しています。




3年間の助成を受け、著者、翻訳者、チームマネージャーとして働く学生たちと協力し、6つの物語を立ち上げました。これらの物語は2022年にプレプリントとしてこのサイトに公開される予定です。2023年の最終出版日に向けて、最終的な修正とイラストを加えて完成させることを目指しています。選集(アンソロジー)の仮タイトルは「マルチカルチュラルブッククラブ:アジア」です。



このウェブサイトは、開かれた教育資源(Open Educational Resources)として開発された研究と出版物を共有し、世界における多言語リテラシー教育の普及を促進することを目的としています。



開かれた教育資源として、このウェブサイトに掲載されている資料は、StudioCLAのクレジット表示を条件に、教師や学生が教育目的で無償で使用・翻訳することを歓迎します。私たちの物語、出版物、プレゼンテーションを引用する方法については、ウェブページの「研究」をご覧ください。



このブログでは、CLAチームの様々なメンバーが私たちのプロジェクトに関する背景や考えなどを投稿していきます。



ウェブサイトをご覧いただきありがとうございました。


Paul Sevigny, PhD

2021年12月31日

Beppu, Japan

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